牛肉のような“サシ”を豚肉にも
お肉の美味しさを決めるポイントの一つが、脂肪分の美味しさです。サシ(脂肪交雑)が多く入ったお肉は、脂の旨み・甘みを多く感じられ、見た目も鮮やか。牛肉では多く見られ、評価の基準にもなるこの“サシ”を豚肉にも取り入れようと、新たに開発したのが「観音池ポークしもふり」こと、霜降り豚です。
美味しさの決め手は、パンの耳!?
「しもふり」のエサに使われるのは、コンビニの食品工場から出るパンの耳や麺類などを乾燥させたもの。これまで多くは廃棄されていましたが、肉質を向上させる栄養分がたくさん入っています。これらをリサイクルできる飼料(エコフィード)として有効活用しようと、平成17年からセブンイレブン、宮崎大学、宮崎県、私たち観音池ポーク生産者の産学公が共同で実証試験を始めました。
パン屑を乾燥させたエコフィード
サシの度合いが数段アップ
実験では生後4ヶ月体重50〜60kgの豚に、パンくずを50%配合したエコフィードを与えました。その結果、通常2〜3%の脂肪含有平均値が4.7〜6.9%に高まることが分かりました。また店頭での試食アンケートにおいても、「おいしい」「やわらかい」という評価をいただきました。現在はビタミンやミネラルの微量成分の維持や、給餌と肥育期間のバランスを考慮し、パン屑を25〜50%の割合で与えており、脂肪交雑4%以上のものを「しもふり」として出荷しています。
サシが細かく入った霜降り豚。脂肪交雑4%以上のものを「しもふり」として出荷します。
おいしくて、環境にもやさしい。
肉の柔らかさや甘み、旨みをすべて味わえる「しもふり」は、私たちの自信作。まずは塩・コショウのみのポークステーキで召し上がっていただきたいと思います。とんかつやしゃぶしゃぶもお薦めです。
日本の食料自給率は先進国の中でも最低水準で、一方で食品残渣(食べ残し)の発生は世界一と言われています。限りある資源を有効に活用しながら、安全で美味しい食品を提供する。私たちの目指す資源循環型農業にもつながる「しもふり」に今後も力を入れたいと思います。
まずは、塩コショウのみのポークステーキで。とんかつやしゃぶしゃぶもお薦めです。
観音池ポーク生産者直売の店
〒885-1205 宮崎県都城市高城町石山147-1
TEL・FAX
0986-58-5499
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