11月26日に開催されました『令和3年度 全国優良畜産経営管理技術発表会』にて、観音池ポークを生産している(農)萩原養豚生産組合が最優秀賞(農林水産大臣賞)を受賞しましたのでお知らせいたします。
この発表会は中央畜産会の会員(188組織)等が行う支援活動を通じて明らかになった優秀な実績を収めている畜産経営等を表彰し経営の成果等を広く紹介して、全国の畜産経営の経営改善に資することを目的に開催しています。
その中で(農)萩原養豚生産組合は『生き残りをかけた経営基盤の再編〜進化を続ける「観音池ポーク」』をテーマに嶋田の方から発表させていただきました。
以下、審査委員長 横溝功様より発表していただいた審査公表となります。
アパート方式の農事組合法人第1号法人を経営統合して2号法人に再編し、種雌豚約654頭、肥育豚約6,162頭を常時使用している。
<評価ポイント>
1.平成28年に大規模投資を行い2サイト方式、オールイン・オールアウト方式の導入、ウィークリー管理の導入。
2.構成員3人、従業員12人が適材適所に配置され、定期的な内部検討会、支援機関との現地検討会、宮崎県畜産協会による経営診断を実施。
3.ネッカリッチ、エコフィード、笹サイレージを給与している。
4.以上の結果、種雌豚1頭あたり年間平均分娩回数2.53回、種雌豚1頭あたり年間出荷頭数は子豚8.2頭、肉豚19.6頭、合計27.8頭、肥育豚事故率5.2%、枝肉上物率75.1%を実現。
5.観音池ポークの商標登録を行い豚肉の6割を観音池ポークブランドで販売。㈲観音池ポークを展開し6次産業化に乗り出している。
6.都城子供宅食に豚肉や加工品を提供。